占いは読めるのに、鑑定文が書けない時・・ありますよねぇ!
書けない原因と、最初に整えたい基本の考え方。
よくあるつまずき
- ・結果をそのまま羅列してしまう
- ・不安をあおる表現になってしまう
- ・アドバイスが抽象的になりがち
NG表現
- ・「絶対にうまくいきます」
- ・「今は最悪の状況です」
- ・「あなたの考えが間違っています」
安全な言い換え
- ・「良い流れを活かせる時期です」
- ・「課題はありますが、整え方があります」
- ・「別の視点を取り入れてみましょう」
AIへの入力例
- ・相談者: 30代女性・転職を検討中
- ・カード: 太陽(正位置)
- ・目的: 前向きに背中を押す文章
出力例
- ・太陽のカードは、明るい変化の流れを示しています。
- ・焦らず、できることから一歩ずつ進んでみてください。
- ・その積み重ねが、大きな自信につながります。
皆さん、こんにちは。「占いの秘書」運営の森川です。
私はこれまで、ライターとして10年、開発者として10年仕事をしてきました。このスクールでは、その経験を活かして、占い師の皆さんの活動をサポートしています。
今回は皆さんが時たま発病するらしい「鑑定文、書けない病」についての考察を少し。最後まで読むと、この病の特効薬が見つかるかもしれません。
鑑定文は、読み解きとは別の技術です
占いの結果が読めているのに文章が止まるとき、原因は占術の知識不足だけではありません。多くの場合、読み取った情報を「どの順番で」「どの強さの言葉で」「どこまで言い切るか」が決まっていないために、手が止まります。
まずは、結果、相談者の状況、伝えたい方向性を分けてメモします。そのうえで、最初に安心できる見通しを置き、次に現状の説明、最後に今日からできる行動を添えると、鑑定文は急に書きやすくなります。
POINT
「読めていない」のではなく、「届ける順番がまだ決まっていない」だけかもしれません。まずは上手に書くことより、材料を見える場所に並べることから始めます。
断定よりも、選べる言葉を残す
相談者は、未来を一方的に決めつけられたいわけではありません。厳しいカードが出たときほど、「このままだと注意が必要です」だけで終わらせず、「今なら整えられる点があります」と続けることで、受け取れる文章になります。
鑑定文は、正しさを見せる文章ではなく、相談者が次の一歩を考えられるようにする文章です。読めた内容をそのまま渡す前に、相手の心に届く順番へ並べ替えてみてください。
まずは、鑑定メモを三つに分ける
鑑定文が書けないときは、頭の中で「結果」と「解釈」と「伝え方」が混ざっていることがよくあります。いきなり完成文を書こうとせず、まずはメモを三つに分けてください。
一つ目は、カードや命式から見えた事実。二つ目は、その事実から読み取れる相談者の状況。三つ目は、相談者に持ち帰ってほしい行動や視点です。この三つが分かれているだけで、文章の迷いはかなり減ります。
MEMO 1
結果
出たカード、配置、強く感じた象意を短く書きます。
MEMO 2
状況
相談者が今どんな気持ちで、何に迷っているかを整理します。
MEMO 3
次の一歩
今日からできる行動、見直す視点、待つべき時期を書きます。
最初の一文は、安心できる入口にする
相談者が最初に読む一文は、鑑定全体の受け取り方を決めます。ここで強い断定や不安を置くと、その後にどれだけ丁寧な説明を書いても、心が閉じてしまうことがあります。
たとえば「今は停滞しています」だけで始めるよりも、「今は一度立ち止まり、状況を整えるタイミングです」と書くほうが、同じ内容でも受け取りやすくなります。結果を弱めるのではなく、受け取れる入口を作る意識です。
NG表現は、言い換えの型で避ける
初心者のうちは、避けたい表現を一つずつ覚えるよりも、言い換えの型を持っておくほうが実践しやすくなります。「絶対に」「必ず」「間違っています」「無理です」といった言葉は、相談者の選択肢を狭めやすい表現です。
迷ったときは、「今は」「その可能性があります」「整えられる点があります」「別の見方もできます」といった言葉に置き換えてみてください。占いの結果をぼかすのではなく、相談者が自分で考えられる余白を残すための言い換えです。
避けたい書き方
- ・この恋はもう無理です。
- ・あなたが変わらないと失敗します。
- ・今すぐ決めないとチャンスを逃します。
言い換え
- ・今は距離感を整えることが大切です。
- ・少し見方を変えると、流れを作りやすくなります。
- ・焦らず準備すると、選びやすくなります。
鑑定文の基本の型
文章に迷ったら、次の順番で組み立てます。まず相談内容を受け止める。次に占術結果を短く説明する。そのあと、今の状況を言葉にする。最後に、これからできる行動を一つ添えます。
たとえば、転職相談で太陽のカードが出た場合は、「新しい環境に向けて前向きな流れが見えています」と結果を伝え、「ただし、焦って決めるより、今の強みを整理してから動くとよさそうです」と現実的な視点を添えます。そして「まずは得意な仕事を書き出してみましょう」と行動に落とし込みます。
進め方
STEP 1
受け止める
STEP 2
結果を伝える
STEP 3
状況を整理する
STEP 4
行動を添える
AIに頼むときは、材料を分けて渡す
AIに鑑定文を作らせるときも、ただ「いい感じに書いて」と頼むより、材料を分けて渡すほうが安定します。相談者の状況、占術結果、伝えたい方向性、避けたい表現を分けて入力してください。
たとえば「不安をあおらず、前向きだが断定しすぎない文章にしてください」と添えるだけでも、出力は大きく変わります。AIは占い師の代わりに判断するものではなく、読み取った内容を伝わる形へ整えるための下書き相手として使うと扱いやすくなります。
AIへの入力例
相談者: 30代女性。転職を検討中。 カード: 太陽 正位置。 伝えたい方向性: 前向き。ただし断定しすぎない。 避けたい表現: 絶対、必ず、今すぐ。 目的: 背中を押す鑑定文に整える。
書き終えたらチェック
最後に、相談者の目線で読み返す
書き終えたら、占い師としてではなく、相談者として読み返します。「責められている感じがしないか」「何をすればよいか分かるか」「希望だけでなく現実的な視点もあるか」を確認してください。
良い鑑定文は、相談者を急に変えようとする文章ではありません。今の気持ちを受け止めながら、少しだけ視野を広げ、次の一歩を選びやすくする文章です。その形に整えることができれば、占いの読み解きはもっと届く言葉になります。
書き終えたらチェック
冒頭でお話しした「鑑定文、書けない病」の特効薬は、いきなり上手な完成文を書こうとせず、読み取った材料を分け、届ける順番を決めることです。
結果、相談者の状況、次の一歩を並べ、最後に相談者の目線で読み返す。この手順があれば、鑑定文は才能ではなく、繰り返し使える技術になります。
「占いは好きだけど、鑑定文の作成は苦手で・・」あなただけではありません。「占いの秘書」は、鑑定文が苦手な占い師さんでも、手軽に下書きができるよう調整されたシステムです。一度、お試しください。
以下のサンプル文をコピーして、作成フォームの「占術結果・伝えたいこと」の欄に貼り付けてください。読み解いた内容を、相談者へ届く鑑定文に整える例を試せます。
サンプル文
相談者: 30代女性。転職を検討中。 カード: 太陽 正位置。 伝えたい方向性: 前向き。ただし断定しすぎない。 避けたい表現: 絶対、必ず、今すぐ。 目的: 背中を押す鑑定文に整える。

