鑑定文が書きやすくなる下書きメモの作り方
Lesson 02占い師の文章教室

鑑定文が書きやすくなる下書きメモの作り方

読み解きを、鑑定文にしやすい下書きメモへ整えます。

メモに残す材料

  • カードや命式から見えたこと
  • 相談者の状況と温度感
  • 最後に持ち帰ってほしい視点

書く前の分け方

  • 結果、解釈、伝え方を混ぜない
  • 強い象意ほど短く残す
  • 文章化しやすい順番へ並べる

良いメモの状態

  • あとから読んでも意図が分かる
  • 鑑定文の入口が見えている
  • 次の一文に迷いにくい

皆さん、こんにちは。「占いの秘書」運営の森川です。

私はこれまで、ライターとして10年、開発者として10年仕事をしてきました。このスクールでは、その経験を活かして、占い師の皆さんの活動をサポートしています。

今回は、鑑定結果は読めたのに、メモへ何をどう残せばよいか分からない悩みについて考えます。最後まで読むと、鑑定文へつなげやすいメモの作り方が見つかるかもしれません。

鑑定メモは、完成文の前に作る設計図です

ここでいう鑑定メモとは、鑑定後に残す記録ではなく、鑑定文を書く前に材料を整理するための短い下書きです。AIに渡す入力文としても、人がそのまま文章化するための設計図としても使えます。

鑑定メモを一度作っておくと、相談者に伝えたいこと、避けたい言い方、最後に持ち帰ってほしい一歩が見えやすくなります。文章にする前の迷いが減るので、初心者のうちは特におすすめです。

鑑定メモは、思いついたことを全部残すための場所ではありません。あとから鑑定文にするために、読み取った材料を見える形へ並べる設計図です。

カード名、命式の特徴、相談者の言葉、こちらが伝えたい方向性を一つの文章に混ぜると、どこから書き始めればよいか分からなくなります。まずは材料ごとに置き場所を分けます。

POINT

良いメモは長いメモではなく、次に書く一文が見えるメモです。

MATERIAL

結果

出たカード、配置、強く出ている象意、時期の流れを短く残します。

CONTEXT

状況

相談者が何に迷い、どの言葉に不安を感じているかを分けて書きます。

MESSAGE

次の一歩

持ち帰ってほしい視点、今日できる行動、急がないほうがよい点を整理します。

結果、解釈、伝え方を混ぜない

初心者のメモで一番多いのは、結果と解釈と文章案が同じ行に入ってしまうことです。たとえば「塔が出たから別れそうで危ない、でも前向きに伝える」と一行で書くと、文章化するときに強さの調整が難しくなります。

結果は結果として短く残し、解釈は相談内容に合わせて別に書きます。そのうえで、伝え方の欄に「不安をあおらない」「距離を整える提案にする」といった方針を置きます。

避けたい書き方

  • 塔。別れそう。危ない。早く話したほうがいい。
  • 相手は冷めている。復縁は難しいかも。

言い換え

  • 結果: 塔。関係性に揺れや見直しの暗示。
  • 解釈: 今は感情的な連絡より、状況整理が先。
  • 伝え方: 急がせず、距離感を整える提案にする。

AIに渡すメモは、判断材料と依頼内容を分ける

AIに鑑定文の下書きを頼むときも、メモの分け方がそのまま効きます。占術結果だけを渡すより、相談者の状況、避けたい表現、仕上げたい文体まで一緒に渡すと、出力の方向が安定します。

AIに判断を丸投げするのではなく、自分が読んだ内容を文章化しやすくするための下書き相手として使います。最後は必ず、占い師本人の言葉として自然かを見直します。

AIに渡しやすいメモ例

相談内容: 片思いの今後。 結果: 女教皇 正位置。相手は慎重で、まだ本音を見せにくい。 状況: 相談者は早く進展させたいが、相手の反応が薄く不安。 伝え方: 期待をあおらず、焦らず信頼を積む方向。 避けたい表現: 絶対、必ず、相手はあなたを好きです。

書き終えたメモは、三つだけ確認する

メモは丁寧に作りすぎると、今度はメモの整理に時間を使いすぎます。最後に確認するのは、結果が残っているか、相談者の状況が入っているか、次の一歩が見えているかの三つで十分です。

この三つがそろっていれば、鑑定文は組み立てられます。逆にどれかが抜けていると、文章はきれいでも相談者に届きにくくなります。

書き終えたらチェック

占術結果を短く書いている
相談者の気持ちや背景を入れている
伝え方の強さを決めている
最後に持ち帰る行動がある
AIへ渡しても意図が伝わる形になっている

冒頭で予告した、鑑定文へつなげやすいメモの作り方は、結果、相談者の状況、次の一歩を混ぜずに分けることです。

まずは三つの欄へ一行ずつ書く。それだけで、メモは記録の寄せ集めではなく、次に書く一文が見える設計図になります。

次にやること

次の鑑定から、いきなり本文を書かずに三つの欄だけ先に作ってみてください。

結果を一行、状況を一行、次の一歩を一行。そこまで書ければ、鑑定文の最初の一文はかなり作りやすくなります。

記事のように材料を分けるところまではできても、「ここから鑑定文にするには?」で手が止まることがあります。「占いの秘書」は、メモの断片を相談者へ届ける文章へ整えやすいよう調整されたシステムです。一度、お試しください。

以下のサンプル文をコピーして、作成フォームの「占術結果・伝えたいこと」の欄に貼り付けてください。短い鑑定メモから、流れのある鑑定文へ整える例を試せます。

作成フォームを試してみる

サンプル文

相談者は40代女性。今の仕事にやりがいを感じられず、続けるべきか方向転換すべきか迷っています。 現状 → 月(正): 不安が強く、判断が揺れやすい 本音 → 女教皇(正): 本当は静かに考える時間がほしい 今後の流れ → 星(正): 少しずつ希望が見え、次の目標を描き直せる 伝えたい方向性: 焦って結論を出すより、まず自分の本音を整理する文章にしたい。

同じ占術結果でも、伝え方を何度も試せます。
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